入社員研修 家具プロジェクト、M・Tさんの「ドレッサーとスツール」
今回は、木工製作のレポートです。
前回のブログで作成した図面をもとに、どのように作っていくか職人さんと相談しながら進めていきます。
組み立ての行程を考えつつ、寸法通りに木板を切り出します。
次に、下地のベニヤと仕上げの突き板を接着し、合板を作ります。
接着面の両方にまんべんなくのりを吹き付けて、少し乾かしてから貼り合わせるのがコツです。
合板が出来上がったら、早速 組んでいきます。
組み立てる際は、接着面にのり(木工ボンド)付けをしてからビス留めをします。
そして、組み合わせた板同士が広がったりしないように、しっかり固定したままのりが乾くまで待ちます。
【本人コメント】合板を作る作業から始まったので、
ひとつの物を組み立てる行程の多さに驚きました。
写真はドレッサー本体部分のみの段階ですが、ここから引き出しをつけたり、
組み合わせるスツールの製作が続きます。
木工製作の研修では、図面から実際に物を作っていく過程を知ることで、
実物のスケール感や、製作時の工夫など、あらゆる要素を体感できる機会となっています。
初めて見るような道具を使ったり、なかなか難しい作業もあったかと思いますが、
この経験はきっと今後にもいきていくと思います。
木工製作が終わったら、いよいよ仕上げの塗装に移ります。
「ドレッサーとスツール③」に続きます。