新人家具研修レポート4人目です。
M・Tさんは空間デザインを専攻し、学業に励んできた前向きで新しい知識や技術を学び続ける姿勢がある新人です。
今回M・Tさんが作る家具は机の下におく収納棚です。天板の上に資料やパソコンなどがおける計画で上下分離式の家具を構想しました。
色々工夫しながら描いた手書きスケッチはこちらです!
適切なサイズ感や機能など考え込んだ跡が残っているスケッチです。どのような形になっていくのか楽しみですね。
手書きスケッチをCADを使って図面化しました。側板に薄緑のポイントを入れ爽やかなイメージの収納棚です。
横から見たらなだらかな山の形になっていて薄緑との相性がとても素敵なデザイン効果を出しています。
棚は2段に分けて上部は引き出し、下部は開戸の形になってるので用途によって使い分けができる一般的よく使われる便利な棚構成です。
実際作り上げる色を入れた最終のパースです。3Dパースがあることでさらにみやすい図面になりました。
図面の解説を行いつつ、M・Tさんのオリジナル家具のデザイン・製作イメージをレポートしてみました。
【本人コメント】
自分の中のつくりたいイメージを広げ、まとめていくという作業は難しかったですが、図面の描き方、見やすくする工夫、3Dグラスックでのイメージ確認などを丁寧に教えて下さり、手伝って頂きながら図面落とし込むことができ良かったです。
次回は木工研修に入りますので、ぜひお楽しみに!