【新人研修】S・Jさん:ベッドサイドテーブル③ (KKW)

それではS・Jさんの塗装から完成までみていきましょう!

…と言いたいところなのですが、写真が完成品しかなかったため、早速完成写真をご覧ください!
申し訳ございません…



少し艶があって、売り物のように綺麗な仕上がりです!
照明もしっかり光量があって、暖かい色味で落ち着けそうですね。


色温度が低いと、このように暖かい色味になります。電球色とも言います。
今回使用しているのは2700Kです。
逆に色温度が高いものは、青白い色味になります。それを昼白色と言います。
電球色と昼白色の他にも色温度によって呼び名がいくつかあるので、気になった方は調べてみてください!

ベッドルームや料理屋などは、落ち着きや料理を美味しく見せるために暖かい色味の照明を使うことが多いです。そして、ショッピングセンターなど、商品のそのままの色味を見せる必要がある場では、日光の色味に近い昼白色がよく使われます。

ちなみにこの電球はアレクサやスマホアプリから調光、オンオフができるみたいです。
こだわりを感じますね。


【本人コメント】
ただ色を塗るだけではなく、欲しい色を出すまでには想像以上の繊細な作業をしないといけないことが分かりました。調色するのがとても楽しかったです。

今回紹介したメインの家具は全てクリア塗装ですが、調色もチャレンジしたようです。
ツブシ(木の目をつぶすベタ塗りの塗装)の塗料は粘度もあり、容器の口もまあまあ大きいので、思った量を出すのが意外と難しいんですよね。
その分、指定色とぴったりの色が作れると嬉しいです!


研修を終えての本人の感想】
図面から仕上げまで全過程をやってみたら、色々気付いたことがあります。全過程の1つ1つがとても重要で、気配りがないと次の人が大変になるということです。今回の経験を大事にして仕事に生かしていきたいです。

とても大事な気づきですね!
工程の後ろの方の作業ほど、時間に追われ、無茶を言われることも多いです。
そのため、早め早めの情報共有は特に大事です。
ぜひ今後もこの気持ちを忘れず仕事に臨んでいってください!
お疲れ様でした!


今年度の新人研修ブログは今回で終わりとなります。
今後もdacの情報を発信していきますので、ご覧いただけますと幸いです!