【新人研修】Y・Kさん:作業用ミニテーブル① (KKW)

オリジナル家具制作レポート4人目、Y・Kさんです。

Y・Kさんは家に和室があるそうで、畳の上で使える作業用のミニテーブルと、
セットのスツールを制作することになりました。
ギミックは【引出し】【可動(天板の傾き)】、塗装は全て染色ながらも、
色を使い分けることでオリジナリティあふれるデザインとなりました。
丸みを帯びたデザインは、畳を傷つけない工夫だそうです!

天板は使用する用途に合わせて傾きを変えられる仕様なのですが、一人当たりの予算が決められた研修ということもあり、金物や支柱に最後まで苦戦している印象でした。
初めは金物だけで高さ調節のできる物を選定していたのですが、金額が高く、変更するほかなかったのです。
なるべく理想のものを作り
たいという気持ちで、読み慣れないカタログを片手に積極的に先輩社員に相談し、
ブラッシュアップをしていってくれました。
実際の仕事でも予算を踏まえた上で素材を検討したり、減額に対応したりということが必要不可欠になってくるので、Y・Kさんはこの研修を経て勉強になったのではないでしょうか。

【本人コメント】
ベクター(図面ソフト)を初めて触ったので覚えることが多く、図面作成と同時進行で大変でしたが、その分集中して取り組めたのではないかと思います。
図面は何度か修正があり、特に金物が入る支えの部分を考えるのが難しかったです。
また、その中でカンナ(設計・デザイン部)の方々を始め、資材部や大工さんにアドバイスをいただきながら完成まで持ってこれたことはとてもいい経験になりました。

カンナ(設計・デザイン部)の研修でありながら、
自ら進んで他部署にまで聞きに行く姿勢はとても素晴らしかったです!
次回は製作に入ります。
苦戦した箇所はどうなっていくのでしょうか。
続きます!