Y・Kさんの製作レポート、木工製作に続いて「塗装」の工程に入ります!
まずは一度取り付けた蓋や扉を一旦外し、全体的にやすりをかけます。
そして、白で下塗りをしていきます。
一度、図面とイメージパースを見返してみましょう。
今回は、図面のように木目を消す“つぶし”塗装で、カラフルな色分けで塗っていきます。
白の下地は木目を目立たなくしたり、表現したいカラーを綺麗に出すための準備となっています。
上の方が液垂れになっているのが少し気になりますが、ペーパー(やすり)で削ればカバーできます。
合わせて扉部分も下塗りしていきます。
次に色の調合です。
写真の隅の方にちょこっとカラーの見本帳が見えていますが、
図面に記載した色品番と同じ色になるよう、塗料を混ぜ合わせて調色します。
あまり弊社の塗装場でこのような鮮やかな色を見ることがないのでとても新鮮です(笑)
色が出来上がったら、早速塗っていきます。
下塗りをきちんとしたおかげもあり、発色の綺麗な色が塗られました!
本体の上の方が黄色くなっているのは塗り分けのための養生で、養生をしている部分は
塗ったところが乾いた後、今度はピンクの部分に養生を施し 他の色を塗っていきます。
上部の内側も水色と黄緑が綺麗に塗り分けられていて、木工同様 丁寧な仕事が感じ取れます。
写真にはないのですが、色を吹き付けた後はクリア塗装で仕上げて、塗装工程は終わりです。
【本人コメント】
棚の奥の角に塗料が入らなくて苦戦しました
だれてしまったりざらざらしてしまったり均等に吹きかけるのが難しかったです
入隅部分はガンスプレーでの塗装がとても難しいですよね…。
棚の部分は次回の完成写真で見ることができますが、
ここも塗り分けでまた別の色が塗られているので楽しみです!
それでは次回、完成形のお披露目です!