【新人研修】K・Sさん:収納付き本棚①(YOK)

 S・Kさんに続き、K・Sさんの家具研修レポート スタートです!


K・Sさんは「初任給もらったら何に使う?」という質問に「お菓子です」と答えるほどのお菓子好き。

また、本を読むことも好きということで、それらを一緒に収納する棚を製作することになりました。


とてもシンプルなデザインですが
いろいろなサイズの本がある中でどのサイズを基準にするのか、
お菓子の箱を入れたときに戸が邪魔にならないかなど、図面を引いて確認していきました。

仕上げも落ち着いたブラウンのイメージのようです。


右下の方に書いてある数字は、棚を構成するパーツのサイズをメモしたもので、
どのサイズの材料が必要なのかを確認するために必要になってきます。

材料として仕入れる木板は“サブロク”と呼ばれる3×6(尺) = 900mm×1800mm = 約1.6㎡、
“シハチ”と呼ばれる4×8(尺) = 1200mm×2400mm = 約8.9㎡のサイズのものを使います。

今回の棚は合計で約0.9㎡なので、使用するのは“サブロク”の板ということになります。

製作するものの形によっては、表面積が小さくても
大きなサイズの木板を使用しなければならない場合もありますが、
このように使用する材料を調べることは、見積もりを作成するときなどにも必要になってきます。


必要な材料のサイズまで調べたところで、もう一つ家具を考えてくれました。


脚のデザインが特徴的なミニテーブルで、
こちらも座って本を読むのにちょうど良い小ぶりのサイズとなっています。

こちらは研修時間の関係上 実際には制作できなかったのですが、
デザイン・設計部での研修で3Dパースを作ってもらいました。

完成画像を見たときは、トランプをイメージした配色で驚きました!

実物を制作できなかったのは残念ですが、いつか制作してもらえたらなと思います。



【本人コメント】

自宅で使える家具をデザインするという事だったので今自分の部屋に欲しいものをデザインしました。

まず、1枚目は収納付き本棚です。本棚は漫画を入れる予定なので、サイズを計ってデザインしました。

2枚目は引出し付きミニテーブルです。右側の脚をあみだくじの形にして遊び心を足しました。

パースを書くのがすごく難しくて、斜め方向から見た斜めの形がイメージつかなくて苦戦しました。




パースを描く難しさ、その気持ちよくわかります…笑

それでは次回、一生懸命書いたバースが実物になるよう製作していきます。

収納付き本棚②へ続きます!