早いもので新年度が始まり３ヶ月が経ちました。
新入社員も研修期間が終わり、それぞれ所属部署へ配属されて頑張っています。
さて、新入社員の研修ですが、昨年度に続き「オリジナル家具製作」を実施しました。
３ヶ月の研修には工場研修が含まれ、什器製作の手伝いをはじめ、木工家具の製作を体験します。
今年は前回までのブログの通り、創立記念品の製作を研修期間中に行ったため、その合間を縫って作りたい家具をデザインし、木工製作、塗装による仕上げまで行いました。
製作テーマは昨年同様「自宅で使える家具」として、＜戸 / 引き出し / スタッキング / 組み立てなどのギミックを取り入れること＞などの条件のもと製作していきました。
今年の新入社員は、全員 建築科や空間デザイン学科、木工技術科にて学んできた人員のため、全く図面に触れたことがないと言う人はいませんでした。
そのため、図面製作はスムーズに…と思いましたがなかなかそういきません。
デザインの段階で共通して苦戦していたのが＜ギミックを入れる＞という点です。
こちらの意図としては、簡単に作れてしまう家具だと研修として物足りないのではないか、ということで条件をつけていますが、建築や家具の製作を学んできたからこそ難しく考えてしまう様子でした。
昨年入社の先輩たちが作った家具の写真を参考にしたり、収納したい本などを持ってきて寸法を検討したり、“実際に作ること”をよく考えて図面化していました。
それでは次回から、新入社員一人ずつの製作を見ていきたいと思います。
どんなものが出来上がるのか、お楽しみに！