パウダールームプロジェクト、今回は最終案決定までの過程をレポートします。
初期案を持って臨んだプレゼンテーションで社長からある指摘をされてしまった新入社員達。
その指摘内容とは、、
まず、提案したプランでは予算が全く合わないという点。
20~30万と提示されていた金額では到底間に合わない内容になっていたのです。
しかしこれは、まともに見積りをしたことのない新入社員にとっては分かるはずのないこと。
解体するのに、床材が、家具1台を製作するのに幾らかかるのか、
それは経験と知識がなければ分かるはずがありません。
そしてもう1つ、納期が間に合わないという点。
このプロジェクトは新人研修が終わるまで(6月末)に終わらせなければなりません。
図面作成、発注、製作という過程にどれくらいの時間が必要なのか、
それも新入社員には想像できなかったことでしょう。
新人Cさん「納期感や金額感の勉強になった。」
新人Dさん「好き勝手にやりたいことを詰め込んでいた為、縮小案を提案されて我に返った。」
実施案件でも、これがやりたいあれがやりたいと思っても、
現実の納期と予算を考えるとできないこともあります。
まだ研修中の新入社員にとっては、理想と現実のバランスを見る良い機会となったようです。
よって、縮小案を再度検討することとなり、まとめ上げた最終案の平面図がこちらです。
最終案は予算と納期を考慮し、アンケート結果で重要だと感じた点と機能性を残しました。
現状の畳スペースはそのまま残し、ロッカー周りに新規壁を建て更衣スペースを確保し、
窓側にはメイクスペースを新しく設けました。
また、アンケートで要望のあったコンセントや椅子、全身鏡を新たに設置することに。
初期案に比べるとかなりできることは限られてしまいましたが、
予算内にて可能なデザインでかなり快適な更衣室になりえるプランとなりました。
さあ、プランが決まったらいよいよ詳細図面を作成し発注...!
とここでまたしても問題が。。
続きは次回のブログにて、お楽しみに!