【新人研修】R・Gさん:CDラック①(YOK)


新人研修3組目、二人目はR・Gさんです。

「CDラック」の制作工程をレポートしていきます!





アイディア出しの段階では、様々な形のイメージができていた模様。
どれも可愛らしく、お部屋に置くのが楽しみになるようなデザインが生まれていました。

そして、実際に作ることになったのは、縦三段のフラップ扉付きラックになりました。

この「フラップ扉」というものですが、本棚などによく使われている扉で、上に跳ね上げるように開け、そのまま奥にスライドさせると扉が収納されるような形の扉のことを言います。
図書館やお店で一度は目にしたことがある、もしくは、家にあるよ!という方もいらっしゃるかと思います。

今回はそんなフラップ扉に、CDをディスプレイできる機能を持たせたラックを作っていくようです。


さらに、このラックの特徴としては一番下の段に設けられた穴です。

この穴は一番下の段にコンセントタップを隠すことができるように設けられた配線穴で、CDを収納するだけでなく、ごちゃごちゃしがちな配線も収納できる仕掛けとなっています。




イメージが固まったら、扉の仕組みや、使用する金物、本体のカラーなどを検討していきます。

金物に関しては、前回のS・Kさんの調味料ラックと同様に家具自体が小さい為、目的に合うものを探すのに苦労しました。

ようやく見つけた金物も、予算内に収まるか、扉はきちんと動くかなど、心配事が尽きません…。



【本人コメント】オリジナル家具ということで、
自分の欲しい機能を2つ以上組み合わせたものを考えてみました。
扉が回転して収納するようにしたため、金具選びや回転するときに
天板にぶつからない位置の検討が難しかったです。


普段何気なく使っているものも、どういった構造になっているのか、どのような工夫がなされて仕上がっているのかを考えるとものづくりの奥深さを痛感します。


それでは次回、選定した金物はうまく機能するのでしょうか…!?
「R・Gさん:CDラック②」木工制作に続きます。