新人家具研修2組目、今回はN・Oさんの木工製作のレポートです。
描きあげた図面を持って職人さんのところに向かうと、
まず原寸で断面図を描くように指示されたN・Oさん。
原寸におこすことで、金物や可動部分の細かな寸法のチェックをすることができ、
実際に製作に取り掛かる前に問題点を見つけることができます。
写真は、原寸図面上で脚の角度を決めているところです。
基本となる合板の作り方を教わり、一枚一枚丁寧に自分で貼り合わせていきます。
【本人コメント】合板しました。自分の手で作業する事で、
板の仕組みや専用ボンドの特性など理解しやすかったです。
脚の先端に丸みをつけるためのヤスリがけも自分で行います。
【本人コメント】やすりで角を削って丸みをつけました。
少しの角度や強さで形が変わるので、慎重に仕上げました。
部材が完成したら、いよいよ組み立てに入ります。
N・Oさんの製作物は薄い部材が多く、繊細な角度の調整等が必要だったため、
職人さんと一緒に丁寧に作業していきます。
初めて見るような工具も、方法を教わりながら頑張って使っていました。
ボンドが乾くのを待ち、次は塗装場に移ります。
「ベッドテーブル③」の塗装レポートに続きます。