【新人研修】W・Oさん:ゴミ箱②(YOK)

 入社員研修 家具プロジェクト、W・Oさんの木工製作レポートです。


M・Tさんと同様、図面をもとに木板を切り出し、
ベニヤを貼り合わせて合板を作ります。


新入社員の研修企画をお知らせしたブログで登場したこの写真見覚えありますでしょうか?

一体 何の作業中かというと、これはベニヤの板同士を糊付けしたあと、
プレス機で頑丈に張り合わせている状況です。

年季の入った機械ですが、今もバリバリの現役です。


合板が出来上がったら組み合わせていきます。


ゴミ袋を引っ掛けるスリットが入っていたり、
投入口に傾斜がついていたりと細かな仕様も具現化されてきました。


注目なのは、後方にある左右のゴミ箱本体です。
左右の箱で木工の組み方が違うのにお気づきでしょうか?

左側は蓋になる部分、常に見えてくる方なので合板の小口と呼ばれる断面が見えないように切断面を45度にして組み立てる「トメ」と呼ばれる方法で組まれています。

それに対し、右側の本体部分は蓋で隠れて見えなくなるので、より簡単な、切断面を90度にして組み立てる「イモ」と呼ばれる組み方でできています。

木工製作を通して、合板を組み合わせる際にも、いろいろな工夫があることを知ることができます。

【本人コメント】実際に作ることを考えると、今までより
より細かな寸法や収まりも考えなければならず苦戦しました。


はみ出したのりを落として、「ゴミ箱③」仕上げの塗装作業に進みます。