【新人研修】M・Tさん:ドレッサーとスツール③(YOK)

新入社員研修 家具プロジェクト、M・Tさんの「ドレッサーとスツール」


いよいよ仕上げの工程、塗装のレポートです。



弊社で主に行う塗装には、木目を残すように着色する「染色」、
逆に木目をなくすように塗りつぶす「つぶし」の2種類があります。

M・Tさんは、ドレッサー本体を「染色」、引き出し部分を「つぶし」で仕上げるようです。



左が塗装前、右が塗装(染色)の途中段階の写真です。
塗装前に比べて木目がはっきりとし、深い色味が入りました。



木の組み合わせ部分などに出てくる隙間は、
細筆を使って丁寧に塗り、白く残らないよう仕上げていきます。




【本人コメント】想像していたよりも仕上がりの色にムラができ、
均一に塗ることの難しさを感じました。



木の種類によっては、染色の色味に違いが出てきたり、
塗っている時には気づかない色の差が、塗装をしっかり乾かすと出てきてしまったり、
簡単そうに見えて、実は長年の経験がものを言う作業の一つです。


塗料を完全に乾かして、鏡を貼れば完成というところまでやってきました。
果たして出来上がりはイメージ通りになったでしょうか?
ドレッサーとスツール④に続きます。